9/26 『BYDが全固体電池搭載車を2027年に実証投入へ。技術革新と実用化への課題をクリアし量産化、「仰望(Yangwang)」や「騰勢(Denza)」などの高級車ラインへ』

【鈴木の独り言】
『BYDが全固体電池搭載車を2027年に実証投入へ。技術革新と実用化への課題をクリアし量産化、「仰望(Yangwang)」や「騰勢(Denza)」などの高級車ラインへ』Life in the FAST LANE., 9/14, 2026
https://intensive911.com/other-car-brands/chinese-car-brand/354237 

 全固体電池は世間では「ゲームチェンジャー」、「夢の電池」として取り上げられる事が多い電池だが、その一方で、まだまだコストが高すぎる、製造が非常に難しいと言われてており、世間が期待している状況は現実が大きくかけ離れている電池だと考えている。この記事にもあるように市場投入は2026~2028年となっているが、あくまでも市場に売り出すタイミングで、本格的な普及とはほど遠い現実がある。
 最も早く数も多いと言っているBYDでも1000台規模スタートで、本格的な量産は2030年以降だとしている。トヨタも2027年以降に「市場投入を目指す」としている。数量は明言していないが、全固体電池が搭載されるというLFAは当時、500台限定販売だった。そのぐらいの規模でのスタートというイメージだと思って良さそうだ。
 何処が最初に売り出すのかも気になる所だが、本格的量産がいつ始まるのかという点が興味のあるところだが、どのメーカーもこの点についてはお茶を濁している状態だ。実際、コストの問題、プロセスの問題、他にも負極材料の設計、締結圧力をどうするのかと言う多くの極めて高いハードルがあり、生産技術の戦いに入ってきたタイミングになっている。
 この記事では触れられていないが、日産のドラプロセスによる全固体電池の開発も同じ様なタイムスケジュールでの開発だったと記憶している。他にも多くのメーカーが参入している開発競争だが、今のところ明らか勝者は判明していない。
 記事にもあるが、BYDの開発のバックには中国政府があり、人的な規模、金額的な規模は日韓の1メーカーが対処出来る規模ではない事が覗える。全固体電池の本格的量産が行なわれるか、特殊なデバイスで終わるのか、そろそろ状況が見えてくるのではないかと注目している。